output43’s blog

誰かに都合よくいい感じで見せたい雑記

Jリーグスーパーサッカーの思い出

今週のお題「何して遊んだ?」

 

「遊び」でパッと思いついたこと。

20年以上前。

世の中はJリーグブーム(発足したばかりの時期)。

カズー!きゃー!たけだー!きゃー!

プロ野球をぶっ飛ばしJリーグの嵐が吹き荒れる中、

Jリーグスーパーサッカー(スーパーファミコン)なるゲームが発売された。

(若き日のウッチャンナンチャンがCMしてたやつ。懐かしい。)

このゲーム、当時としては優れもの?で、

4人同時に遊べると言う熱い仕様だった。

大学生だった僕と友人たち(計4人)は、早速そのソフト&4人分のコントローラを接続できるアダプターを購入!

僕の家(一人暮らし、ワンルーム)に集合&キックオフ!

 

今のサッカーゲームって、もはや

実写?本人?生中継?

その顔は絵なの??その筋肉は絵なの??

 

みたいな感じだけど、

当時のJリーグスーパーサッカーは、

 

ちょっと細かめの四角の集合体で構成された選手が

手足を機械的に動かしながら

上下左右にギクシャク動く感じ。

 

もちろん選手の顔なんてよく分からない。

でも、当時は最新。

僕たちは、そのゲームに夢中になった。

画面上の四角の集合体の選手の下に表示される名前を見ながら叫ぶ。

カズ、いけー!

たけだああ、決めろー!

アルシンドぉぉ、シュートぉぉ!

リネカー、もう少し活躍してくれー!

などなど。

夕方ぐらいにキックオフしたサッカー大会は深夜まで続いた。

で、みんな少しづつ眠くなってきて4時ぐらいに就寝。

で、次の日。

平日なので大学の講義がある。

4人のうち、2人はちゃんと起きて、眠い目をこすりながらも学校へ。

えらい。

で、僕ともう一人の友人はまだ布団の中。

「少し遅れていくよ。」

と言って、大学に向かう2人を見送って、ダラダラと準備を始めた。

着替えたりして準備が進む中、どちらともなく言った。悪魔の囁き。

「1試合だけやる?」

 

「1試合だけね。1試合だけやってすぐに大学に向かおう。どっちが勝っても1試合でやめよう。」

(以下、お決まりのパターンへ。。。)

 

僕らは、お互いに堅い約束をしてゲームを始めた。真面目な僕達にとっては当然のことだった。

 

僕らは基本真面目で(寝坊しているけど)、授業をサボるのは良くないってちゃんと思っていた。そういう2人だった。お互いに真面目なところで共感している部分があった(寝坊しているけど)。

大学生だと、全然学校行かないで麻雀してる人とかパチンコしている人とか単にダラダラしている人とか彼女と遊び呆けている人とか当時もいたけど、

「そう言うの違うよね、良くないよね!」

っていう共通認識を持つ大学生2人だった。僕らは。

 

で、いざゲーム。

面白い。

やっぱり面白い。

すっごく面白い。

サッカー選手になったようだ。

自分がカズになったようだ。

自分がリネカー(←当時のお気に入り)になったようだ。

 

結局、やめられなかった。

2限までには行こう。

3限までには行こう。

最後の授業だけは出て友達に会おう。

、、、、

結局、やめられなかった。

 

僕達は、朝から夕方まで熱狂し続けた。

特に、

 

サッカーゴールに対して、45度ぐらいの角度でシュートを打つと入りやすい。

 

ってことに気がついて、

お互いにゴールを量産した。

サッカーゲームなのに乱打線!

45度の角度になる位置の取り合い!

勝って、負けての繰り返し!

小さなワンルームで、絶対に負けられない戦いが幾度となく繰り返された。

 

窓から差し込む夕日。

変な達成感と小さな後悔。

擦(す)れて赤くなった指。

良き思い出。

 

後にも先にも大学時代に「しっかりとさぼってしまった」のってその時ぐらいだと思う。

本当に真面目だったので。

そう考えると、

恐るべしJリーグ。

恐るべしゲーム。

恐るべじウッチャンナンチャン。

 

おしまい。

 

ちなみに夕方まで一緒に遊んでいたのはこの人

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