output43’s blog

誰かに都合よくいい感じで見せたい雑記

スピッツで戒(いまし)める

今週のお題「秋の歌」

「秋の歌といえば」で調べたら、
多くのサイトでスピッツの「楓」が取り上げられてた。

で、スピッツと言えば!

の恥ずかしく反省すべき思い出。

まだ
スピッツのロビンソン?ロビンソンのスピッツ?
って冗談で言われてた頃。
僕は母校で教育実習をしていた。

ある放課後、生徒の1人(女の子)が聞いてきた。
「先生、好きな歌手いるの?」

「好きな歌手ねえ。あ、最近、スピッツのアルバム、ハチミツ買ったよ。初回限定盤。」

「本当?私もスピッツ好きなの。昔のアルバムも買って聴いてるんだー。」

「えー、昔のアルバムわざわざ買ったの??スピッツってなんか歌の感じが寂しげだし今だけじゃない?ハチミツあれば充分じゃない?」

。。。。。

当時の僕を
今から一緒にこれから一緒に殴りに行きたい。

★大いなる反省点
・せっかく話しかけてきてくれた生徒の好きなものに対しての否定。なんの尊重もない。
・何者でもない僕がなぜかスピッツに上から目線。
・会話として最悪。相手に不快感を与える。

ああ、ひどい。
ハチミツ、何度も繰り返して聴いてたくせに。
なんか余裕なかったんだろうなあ。
自分に自信なかったんだなあ。
頑張っている人の悪口言うってどうなんでしょう。
悪口言ったって自分がすごくなるわけでもないのに。
人の好きなものに難癖をつけるってどうなんでしょう。
幼稚園で習うやってはいけないことだなあ。
「先生見習いの立場」でこの会話は最悪だなあ。
そもそも人としていかがなものか。

その後も、

「スピッツいいよ!いい曲多いよ!」

とオススメしてくれた生徒。優しいな。
あなたは何倍も何十倍も大人でした。
あの時はごめんなさい&ありがとう。

そして時は経ち、スピッツの好きな彼女と結婚し、スピッツを聴きながらドライブすることになるという。。。

スピッツを聴く時は、
こっそり自分を戒(いまし)める。
戒めドライブ。
好きな曲はトンガリ'95。

おしまい。