output43’s blog

誰かに都合よくいい感じで見せたい雑記

「半分、青い。」17週の悪人2人について

「半分、青い。」17週(支えたい!)を1週間分まとめて見た感想。
(以下、番組の内容に触れます。)

率直な感想。
元住吉っ!!!祥平っ!!!おいっ!!!うおっいっ!!!
17週は祥平監督(斎藤工さん)の「クズっぷり」に尽きる。何してくれてんの祥平監督!である。
監督業がうまく行かなくて、弟分の涼ちゃんの脚本を横取りしてしまう祥平監督。気持ちが分からない訳でもないけど、でもさー、それはさー、である。
そして人が良すぎる涼ちゃん。脚本パクられたのに許してしまう。人が良すぎるというのは「良」のようで結果的に「悪」だな。幸せなのは、ちょっといい事した気分の涼ちゃんぐらいでは。鈴愛、不幸過ぎる。巻き込まれた周りの人は不幸でしかない。鈴愛の怒り爆発!が出るかと思ったけど、涼ちゃんに事前に止められてそれもなし。激しい消化不良感。モヤモヤモヤモヤ、イライライライラ。結局、人を蹴落としてでもチャンスを掴んだやつが勝ち、ってことだなと思う。祥平監督は、謝罪し反省し、監督をしたことによる報酬の多くを涼ちゃんに渡したみたいだけど、それでは罪は償えない。涼ちゃんも鈴愛も不幸のままである。救われることはない。不幸ロードを進むのみ。祥平監督は罪悪感を持ちながら生きていくのだろうけど、一方で成功も手に入れているわけで、人生プラスマイナスでいえばプラスである。きっと、罪に苛まれてる風に「マイナスのフリ」をしながら生きるのだろうけど。心の奥では笑っている。人間は欲深い。自分かわいい。自分が一番。世の中ってそういうものだよね。欲に従って生きるのは大事なのかもね、たとえ誰かが傷付いてても。全員幸せなんてありえない。生きていれば誰かしら傷つけるもの。。。なんて考えちゃったり。
なんで斎藤工さん、ちょい役で出てるのだろう?ってこれまで思ってたけど、これがあったのね。この大仕事。鈴愛の人生を揺さぶるキーマンだった。なるほど。

で、この件でダメ人間になってしまう涼ちゃん。そこに、妊娠発覚。涼ちゃんも少し元気になって、周りの人もなんか少し「おめでたい」風な雰囲気あるけど、僕個人としては全然めでたくない。みんな目を覚まして!この不幸の泥沼感。どうやって幸せになるの?鈴愛が自分の子供だったら今すぐ離婚させて、奪還したいと思うはず。以前、律の結婚、漫画書けなくなる、っていう不幸が鈴愛を襲ったけど、その時よりも今は全然不幸。以前の不幸のどん底は、底をついてあとは上に登るだけ、まだやり直せる感があったけど、今は不幸の沼にどっぷりという感じ。涼ちゃんの「僕は善人だから一緒にいようね。」という足かせが外れないまま、不幸沼にどんどん引き込まれていく。大体、人のお金勝手に使い込む奴が善人なわけがない。ある意味、涼ちゃんも祥平監督と同じ側の人間だな、なんて架空のドラマの話なのに、ついつい悪口言いたくなってしまう。ぶつぶつ。
18週はどうなるのだろう?予告の感じだとまた鈴愛に不幸が訪れそう。そもそも永野芽郁ちゃんの笑顔が見たくてこのドラマ見出したのになんとうい展開。オープニングしか素敵な笑顔は見れないぞ。涼ちゃんをどこかにふっ飛ばして早く不幸沼から抜け出して欲しい。鈴愛の笑顔希望。律、助けに来て!