output43’s blog

誰かに都合よくいい感じで見せたい雑記

「半分、青い。」14週。鈴愛よ、どこ行くの?

「半分、青い。」14週(羽ばたきたい!)を1週間分見た。
(以下番組の内容に言及)

見終えての率直な感想。
鈴愛よ、どこに行くのだ、どこに飛んでいくのだ。北川悦吏子先生、本当に鈴愛は幸せになるんですよね。本当の幸せを掴むのですよね。ですよね。

14週の前半は、漫画家編の最後ということで、別れ、旅立ちのクライマックスなお話。漫画家を諦める鈴愛に対する仙吉さんと秋風先生の言葉が心に染みる。
仙吉さんは、今まで孫の願いでも決して話すことのなかった「戦争に行ったときの話」を鈴愛にしてくれた。「どんなときでも何とかなる。」って。仙吉さん(中村雅俊さんが演じているがこんなかっこいい爺ちゃんいるのか!?)は、鈴愛の気持ちを瞬時に感じ取り、自分の思い出したくないこと(戦争での体験)を話し、優しく暖かく鈴愛を包み込んでくれた。最後には電話越しに歌も歌ってくれるって言う、優しくカッコ良すぎるおじいちゃん。中村雅俊さんのこと、このドラマを見てるとどんどん好きになっていくなあ。
秋風先生もここに来て、優しさがマックスに。初期は漫画のために生きていて、その為なら非人道的な行動も平気でするような人だったのに、最後は優しさが溢れまくっていた。鈴愛が締め切りに間に合わないのを見越して、影でこっそり替わりの原稿を描いてあげる秋風先生。そこまではドラマ見ていて想像できたけど、その原稿を鈴愛の原案をもとに描いていてさらに共著(原案:楡野スズメ、作画:秋風羽織)にするという超優しさ対応には「おおー。」と思わず声が出た。そして、最後に、鈴愛が漫画家の道を諦められるように、「漫画家を辞めたほうがいいと思います。」と最終通告をしてあげる秋風先生。同じセリフでも初期の秋風先生と今の秋風先生では全く意味が違う。今回は大事な弟子を守れなかった悔しさ、悲しさ、そして新しい道を進めるようにあえて厳しいことを言ってあげる優しさ、静かだけど大きな愛が溢れていた。男でも惚れちゃう秋風先生でした。
で、漫画家編が一区切りで、さあどうなるのかな、と思ったら。。。100均でバイトしだして、貧乏生活でもなんとか頑張って、ここから何か事件、転機が起こるのかなと思っていたら、次週の予告で、、、
バイト仲間(映画監督見習い)の涼ちゃんと結婚するだと!?
めっちゃ浮かれていたぞ。どういうことだ。律はどうした(もう結婚しちゃったけど)。これからは鈴愛と涼ちゃんの物語なのか。涼ちゃんはいい人そうだし罪はないけどさあ、でもさあ、なんかさあ、なんか納得できない、モヤモヤする。ドラマの話だけど。
ふと思ったけど、何とか律とよりを戻してほしいというのは、これって、「昔付き合った彼女は今でも自分のこと好きなんじゃない?」的な軟弱男子発想なのかな。あれ、いつまでも引きずっているのは自分だけ?ドラマの話でもウジウジしすぎ?あー、よく分からなくなってきた。まあ、今週末まとめ見してから考えよう。