output43’s blog

誰かに都合よくいい感じで見せたい雑記

逃げ恥MAX

世の中、逃げ恥ロスも終わり、紅白の恋ダンスで無理やり踊らされるガッキーがかわいいと盛り上がり気持ちも新たに2017年が進行している模様。でも、我が家はまだ逃げ恥MAX。なぜなら最終回を見ていないから。
そもそも逃げ恥は見る予定ではなかったのだが、我が家の録画機が気を利かせて知らぬ間に毎週録画していてくれた。実際は、僕の中で2016年度ナンバーワンドラマ、「せいせいするほど、愛してる」が「火曜ドラマ」という名前が頭についていてそのキーワードを録画機が認識して同じく火曜ドラマ「逃げ恥」を録画していたのだ。
ちなみに「せいせいするほど、愛してる」まだ2話までしか見れていない。仕事と家庭サービスで自分だけが好きなドラマを見る自由時間などないのだ、そんな生活は嫌じゃないけど。夫婦で見られるドラマを一緒に見て過ごす。いいことだ。大事なことだ。ちょっと、タッキーと武井咲見たいけど。
逃げ恥、非モテな自分が思うにこれはおとぎ話だと思う。まあ、そもそもドラマですけど。非モテが幻想を抱いてしまうドラマ。勘違いしてしまうドラマ。ドラマ見はじめの頃、僕はかなり夢を見てしまった。希望を持ってしまった。このドラマ、真面目に生きていれば、かわいい子が勝手に好きになってくれて、いい感じにヤキモチ焼いてくれて、うまい具合に苦手な、でも大いに興味のある行為もプライドを傷つけられることなくリードしてもらえる、って思っちゃう。非モテな自分はついつい、主人公星野源の真面目、控えめ、みたいなところ、要は自分に共感できるところだけに注目、重ね合わせてしまっていた。
実際、ドラマの中の星野源は京大卒らしいし、ヘッドハンティングされるほど仕事できるみたいだし、高収入みたいだし、小綺麗なかっこしてるし、まあ、普通に現実世界にいたらモテそう、いやモテる、少なくとも彼女はできそう。その高スペックまでちゃんと真似すればモテるようになると思うけど、そこは頑張らない、頑張れない。大事なところは見ないふり。ただ真面目なだけで待ちの姿勢。「真面目で優しい」は、非モテにとってはさして努力しないでもできることなのだ。自由奔放に生きるほうがはるかに難易度が高い。出来ない。
このままではいけない!というわけでドラマの中のイケメン、風見さんを参考にすることにした。大谷亮平演じる風見さん、かっこいい。ドラマ見はじめの頃はそれこそ恋敵、感じ悪いイケメンかと思ったけど、話が進むに連れ実際は(ドラマの中では)誠実、マウンティングしない、個人を尊重する、なにげに優しい、とてもいい男だった。イケメンなのに友達になれそう(なってくれそう)な感じ。見た目は真似出来ないけど、できることってなんだろう?自分の気持ちを口にするところかな、いや難易度高いな。モテの道は遠い。妻の話によると、逃げ恥のコミック(自分は読んでいない、ドラマを楽しみたいから)では更に風見さんは中身がイケメンらしい。完璧に近いそうな。最終回を見たら、読んで勉強しよう。
ちなみに、星野源は今までよく知らなくて、このドラマでちゃんと見たけど、よく知らないゆえに、「ドラマの役=本人」と勘違いしている。なので、ウコンの力のCMや紅白での星野源の元気な押し出しの強い感じを見ると大きな戸惑いが。本当はどんな人なのだろう。優しきイケメン大谷亮平はとてもいい人なイメージしかないので実際はギラギラしたイケメンだったりしたらショックだなあ。
というわけで最終回楽しみだな。ガッキーと星野源、結婚するのかな。最終回の一つ前の話は雲行きが怪しかったけど。なんだかんだで二人が結婚できたら、世の中受け身の男性が増えて、未婚率が高くなりそうと思う今日この頃。