output43’s blog

誰かに都合よくいい感じで見せたい雑記

「メンタリスト」のパトリック・ジェーンと紅茶

今週のお題「家で飲む」

「人の家で勝手に紅茶を飲む男」こと、パトリック・ジェーンについて。

最近アマゾンプライムビデオで、海外ドラマ「メンタリスト」を見ている。

「メンタリスト」がざっくりどんなお話かというと、、、
パトリック・ジェーンなるCBI(カリフォルニアのFBIみたいなやつ)のコンサルタント(刑事ではない)が、鋭い観察力、幅広い知識、ときに催眠術、ときにイカサマで難事件をバンバン解決していくお話。

で、このパトリック・ジェーン、
事件現場の家や聞き込みをしている家のキッチンに
基本無断でズカズカっと入って行き、
勝手にお湯を沸かし、
紅茶の葉っぱを棚から見つけ出し、
ティーカップを拝借し、
オシャレに紅茶を入れて飲むのだ、まるで自分の家のように。

それだけ聞くとマナーのなってない無神経な男。
ところが、びっくり、見ていて全然不快感がないのである!

実際にこの勝手な振る舞いについて、キッチンに侵入された家主はあまり怒らない。ちょっとびっくりすることもあるけれど。
アメリカって人が来たときはそういう感じ?
ってわけでもなさそう。仲間の捜査員は基本そういうことはしないから。飲み物が欲しいときは「水もらえますか?」とかちゃんと聞いているし。

このパトリック・ジェーン、反則なことに金髪のイケメンだったりする。でもって、声もいい。(と言いつつ僕は吹替版で見ているので正確には声優の郷田ほづみさんの声がいい、僕の中ではもはやパトリック・ジェーンの声=郷田ほづみさんの声。ジャック・バウアー=小山力也さんみたいに。)

そして、この男、顔の見た目だけではなく、紅茶を飲む所作がかっこいい、っていうか美しい。

立った状態でソーサーを片手に、紅茶をすする姿は
まるでCMのワンシーンのようである。
でもって、紅茶をすすりながらイタズラな笑顔で家主に話しかけ聞き込みを始めるのだ、極めて自然に。
すきの無い、文句の付けようのないスマートなかっこよさ。憧れる。好きになっちゃう。
と言う訳で、家主もついつい許してしまうのであろう。
ちなみに、パトリック・ジェーンは遠くの事件現場に行く時にはサンドイッチを持って行ったりもする、現場でおしゃれなランチをするために。あ、人の家でも紅茶同様、勝手にサンドイッチ作って頬張ったりもする。それがまたスマートでかっこいいのだ。頬張ってるのに!会社のデスクでセブンのサンドイッチをお昼に頬張る僕の姿とはきっと(絶対)全然違う。ずるいな、かなりずるいな。

パトリック・ジェーンは食欲との付き合い方がとても上手である。「欲」という動物的な部分が露呈しがちなところを極めてスマートに処理している、っていうか「欲」とのコミュニケーションをスマートにかっこよく楽しんでいる。で、こういう人は、性欲とのコミュニケーションに関しても同様にスマートにかっこよく楽しめてしまうのだ。要はモテるのだ!ドラマ中も実際そうだし。ずるいぞ、羨ましいぞ!
食欲を制するものは性欲も制する!
モテへの小さな第一歩、まずは紅茶をスマートに飲むことから始めよう。と思ったら、なんと我が家にはソーサー付きのティーカップが1つもないという。。。スタートラインにすら立てないという。。。頑張ってこう。
ちゃんちゃん。