「トップガン マーヴェリック」を見たい。
その前に予習として、
見たことのない「トップガン」1作目を見なければ。
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というわけで、最後まで見てみた。
そしてビビった。
トムクルーズ大好きなのに、、、
すっごいつまらなかった。
自分でもびっくりするぐらい。衝撃的。
(個人の感想です。)
◎つまらないと思った主な原因
■36年前の映画の表現だから
当時は最新の技術を駆使して作られた映画であろう。
アメリカ海軍も全面協力の映画であろう。
とは言え、36年前の映画である。
36年の間に、もうCGで表現できないものは何も無くなってしまっている。
そして自分もバリバリCGの映画に慣れてしまっている。
アベンジャーズ、ワイルドスピード、超ド迫力!
漫画みたいな世界が現実のものとして違和感なく表現されている。
で、トップガン。
当時は迫力の戦闘機の空中戦だったのであろう。
でも、今見ると、
ただ本物の戦闘機が飛んでいる姿を映しているだけ。
に見える。
「敵の戦闘機に後ろにつかれた。」
とか言っているけど、よくわからん。
本物の戦闘機使っているんだろうけど、確かに敵の戦闘機が後ろを飛んでいるけど、全然緊迫感なし。
全然ピンチな感じなし。
「ロックオンされた!」
とか言っているけど、照準のデザインがカッコ悪くて、嘘っぽい感じ、安っぽい感じに見えてやばい感じゼロ。
全然手に汗握らない。手のひらサラサラ。
でもこれはしょうがないとも思う。
今の子がウルトラマンとか見て、なんだこの着ぐるみショーは!って思うのと同じであろう。
映画に携わる人たちが「その時のできる限りの最高」を積み重ねた結果が今の映画の表現になっているのだろうから、その基準で36年前の映画を見てしょぼい感じに見えるのはしょうがない。
■吹き替えが気になる
僕はもう「字幕を追う&同時に俳優さんの演技を見る」のがつらくなってきてるので、最近は吹き替え版で映画を見るのだけど、
吹き替えのトムクルーズの声がヤンチャな高校生みたい。
高校生がなんかの間違いで軍人になっちゃって、でも、なんか偉そうに喋ってる!みたいな感じに見えてしまう。
トムクルーズってこんなじゃないよね。
って思って字幕版見たら、あらま、トムクルーズの声高かった。
そう考えると、吹き替えの雰囲気は合っているのかも。
なんか、トムクルーズ=バリバリ動ける、頭もキレる30代!
っていうイメージがどこかにあって、実際にミッションインポッシブルとかの吹き替え版もそういう声が当てられていて、そのイメージに引っ張られるとトップガンでの声がめっちゃ子供っぽく聞こえてしまうというか。
もうしょうがない。
■思い出補正が一切ない
なんと言っても「トップガン」公開時に見ていない。熱狂していない。良い思い出がない。そうそうこのシーン懐かしい!このシーンめっちゃカッコよかった!がない。一切ない。
トムクルーズは好きだけど、ただの古い映画。
■なんか一緒に共感できない
CG使ってないので映像の迫力がないっていうのはあるのだけど、それだけじゃなくて映画においてのキャストの感情を表現する技術?っていうのが36年の間にアップデートされているのかもしれない。専門的なことは分からないけど。なんか、各俳優さんの感情の動きが薄っぺらいというか、分かりずらいというか。なんか今時の映画と比べて共感できない感じ。
グース死んじゃったのに、なんか悲しみ浅くない?
グースが死んだ後、マーヴェリックは戦えなくなっちゃったけど、気持ちの動きがなんか分かりずらくない?
マーヴェリック、なんで立ち直ったのか分かりずらくない?
アイスマンと簡単に仲良くなりすぎじゃない?抱き合って感動のシーンなんだろうけど安っぽくない?
そもそもアイスマンとの関係もいまいち分かりずらい。ライバル感が薄いというか。うーん。
これは、映像的な表現のせいなのか、脚本のせいなのか、俳優の演技力のせいなのか、声優の演技力のせいなのか、単に僕の感情読み取り能力が著しく低いのか、、、
とにかくいろんな場面で共感できないまま終わってしまった。感動なし。悲しい。
というわけで、予想外の感想で予習は終わった。
ただ、
この予習を踏まえての36年後の集大成
「トップガン マーヴェリック」
を見たらきっと、
すげー空中戦!超ど迫力!
マーヴェリック、悲しみが深いぜ!共感しちゃう!
トムクルーズ、やっぱりめちゃくちゃかっこいいい!
ってな感じで楽しめるに違いない!
見なければ。
おしまい。