「その年、私たちは」の感想の続き。
以前書いた感想↓↓↓
以下、ネタバレがあります。
◆◆◆ 個人的な感想 ◆◆◆
●片想いの貴公子、ジウン!
切なく、そして強い男。ジウン。
主人公、チェ・ウンの親友。ジウン。
実は、チェ・ウンが付き合っていたクク・ヨンスに思いを寄せていたという。
しかも、高校で初めてクク・ヨンスに出会った時から。
でも、なんやかんやでチェ・ウンとクク・ヨンスが付き合うことになり、そっと身を引くという。
大学生になっても、社会人になってもずっと片想い。
でも誰にも言わず。
辛い気持ちを全て受け止めて、慣れるまで耐える男。強い。
そんなジウンがちょっとだけ、
本当にほんのちょっとだけ自分の気持ちを出してしまうシーン。
田舎にみんなで(拉致)旅行に行った時のこと。
ジウンがクク・ヨンスを撮影するので2人きりに。
途中、でっかいベンチがあって、疲れてそこで寝てしまうクク・ヨンス。
そこに、地元のおばちゃん2人が。
「彼女とふたり旅?人生で一番楽しい時期ね。」
「あっちの丘の夕陽が綺麗だから彼女と行ってみて。」
ジウン、否定することなく、
「行ってみます。ありがとうございます。」
とお礼。
実は、クク・ヨンス起きていて、
「私、彼女だったのね?」(ふふ)
「(おばさんたちは)適当に言っているんだから、否定することもないだろ。」
この、短い時間のちょっとしたやりとり。
ほんのちょっとだけ、嘘であってもジウンが幸せな時間。
紅葉の風景と相まって、すごい綺麗なシーン。お気に入りのシーン。
ジウンよ。わかるよ。すっごい気持ちわかるよー。
そして、そんなことがあっても、その後はまたちゃんといつも通り。
気持ちを心に秘めたジウンに。
本当強いなあ、ジウン。
ジウンには幸せになってほしい。
まあ幸せになれそうな終わり方だったから大丈夫かな。
いやあ、
「その年、私ちは」はほんといい話だなあ。
まだ感想は続きそう。
おしまい。