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「その年、私たちは」の感想 その3

「その年、私たちは」の感想の続き。

 

以前書いた感想↓↓↓

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以下、ネタバレがあります。

◆◆◆ 個人的な感想 ◆◆◆

 

●片想いの貴公子、ジウン!

切なく、そして強い男。ジウン。

主人公、チェ・ウンの親友。ジウン。

実は、チェ・ウンが付き合っていたクク・ヨンスに思いを寄せていたという。

しかも、高校で初めてクク・ヨンスに出会った時から。

でも、なんやかんやでチェ・ウンとクク・ヨンスが付き合うことになり、そっと身を引くという。

大学生になっても、社会人になってもずっと片想い。

でも誰にも言わず。

辛い気持ちを全て受け止めて、慣れるまで耐える男。強い。

 

そんなジウンがちょっとだけ、

本当にほんのちょっとだけ自分の気持ちを出してしまうシーン。

田舎にみんなで(拉致)旅行に行った時のこと。

ジウンがクク・ヨンスを撮影するので2人きりに。

途中、でっかいベンチがあって、疲れてそこで寝てしまうクク・ヨンス。

そこに、地元のおばちゃん2人が。

 

「彼女とふたり旅?人生で一番楽しい時期ね。」

「あっちの丘の夕陽が綺麗だから彼女と行ってみて。」

 

ジウン、否定することなく、

「行ってみます。ありがとうございます。」

とお礼。

 

実は、クク・ヨンス起きていて、

「私、彼女だったのね?」(ふふ)

「(おばさんたちは)適当に言っているんだから、否定することもないだろ。」

 

この、短い時間のちょっとしたやりとり。

ほんのちょっとだけ、嘘であってもジウンが幸せな時間。

紅葉の風景と相まって、すごい綺麗なシーン。お気に入りのシーン。

 

ジウンよ。わかるよ。すっごい気持ちわかるよー。

 

そして、そんなことがあっても、その後はまたちゃんといつも通り。

気持ちを心に秘めたジウンに。

本当強いなあ、ジウン。

ジウンには幸せになってほしい。

まあ幸せになれそうな終わり方だったから大丈夫かな。

 

いやあ、

「その年、私ちは」はほんといい話だなあ。

まだ感想は続きそう。

 

おしまい。