output43’s blog

誰かに都合よくいい感じで見せたい雑記

「違いの分からない男」がオススメする「ノンアルコールビール」3銘柄

今週のお題「ごはんのお供」

最近の夕飯のお供。
ノンアルコールビールについて。

僕はもともとビールが好きではなかった。
僕が20代の頃は、

「とりあえずビール!」
「とりあえず生中!」
「みんな、ビールでいいよね!」

ってな感じの文化がまだ残っていて、正直苦手であった。
だって、ビールって苦いし。美味しい要素が何もないし。
ビールをありがたがって飲んでいる人たちを理解できなかった。

「ビール好き」を公言している人達は、

自分に正直になれない大人ぶりたい人
もしくは
間違った方向でカッコつけたい人

だとかなり本気で思っていた。みんな正直になるべきだ!苦味は悪!甘くて美味しいカシスオレンジこそ正義!

んが、しかし。
時が経つと人の嗜好は変わる。

少年時代に、
「魚って美味しくないよね!骨、意味わからないよね!」

「ハンバーグ!ステーキ!肉!肉!肉!」

「魚で認められるのはブリの照り焼きだけだよね!あれだけは許せるよね!」

と熱く友人と語り合っていた僕も歳を重ねるにつれて、気がつけば塩サバ定食なんかを頼むようになっていた。

そんな感じで、「お酒の席」や「ちょっとした家の夕飯」では頑なに甘いアルコールを飲んでいた僕も「飲み物」が変わっていった。
「甘い飲み物」がだんだん苦手になって、更にアルコールも苦手になって(というかもともと苦手)、行き着いたのがノンアルコールビール。

少しなら苦味もいいかも!
大人の嗜み!

あ、でも、まだ、みょうがは食べられないなあ。春菊も苦手。大人の階段登り途中。僕はまだシンデレラボーイ。

で、どうせ飲むなら

美味しいノンアルコールビールを飲みたい!

って思って、
スーパーに売っているいろんな種類のノンアルコールビールを片っ端から買って飲んでみたのだが、、、、


正直、味の違いが分からない!!

僕は舌が全然肥えてないのだ。

甘い→美味しい
苦い、酸っぱい→毒

という大雑把な判断しかできない舌。味音痴。

「ノンアルコールビール 比較 」でググると、たくさん比較サイトが出てくる。どのサイトも詳細に味の違いを説明をしている。すごい。とてもお役立ちなサイトがたくさん。

でも思うのだ。
「違いのわからない人」の評価のほうがときに役に立つこともあるのでは。
音楽の素養がない人が、ある音楽家の演奏を聞いて感動する。楽曲名も知らない、音楽家の名前も知らない、使っているバイオリンの銘柄も知らない。その状態で感動する。その感動こそが、本当の意味での評価ではないだろうかっ!!

というわけで、「違いの分からない男」のオススメはこちら。

☆☆☆ オススメ その1 ☆☆☆
「オールフリー ライムショット」

www.suntory.co.jp

◆ここが良い
「ライムショット」と言う名が示す通りライムの味がします。ビールが昔は嫌いだった自分からすると、苦味とともに爽やかなライムの味もするのでとても飲みやすい。味音痴な舌でもさすがに「ライム」は感じることができる。わかりやすい味。美味しい。
ちなみに最初に買ったノンアルコールビールはこれ。箱買いしたノンアルコールビールもこれだけ。

☆☆☆ オススメ その2 ☆☆☆
「アサヒドライゼロ」

www.asahibeer.co.jp


◆ここが良い
美味しいビールな「感じ」がする。そもそもビールを飲んでこなかったので、このビールの目指しているであろう本家のスーパードライの味自体分からない。だけど、みんな同じに感じるノンアルコールビールの中で、なんかこれはビールっぽくてかつ美味しい感じがする。
でもあれだな、そんな感じがするのは、きっと子供の頃見てたCMの影響も大きそう。
ジャーナリストの落合信彦さんがヘリコプターに乗ってて
「あさひっ!すぅーぱぁーじゅらぁい!!」
ってナレーションが入るやつ。
あのCMによって
ビール=スーパードライ=人気のビール=美味しいもの
っていう刷り込みがされている気がする。
とは言え「アサヒドライゼロ」は品揃えの悪い小さなスーパーでも、ほぼ確実に売っているのできっと美味しいに違いない!


☆☆☆ オススメ その3 ☆☆☆
「ヴェリタスブロイ」

www.panavac.com


◆ここが良い
缶のパッケージがおしゃれ!(味関係ない。。)ノンアルコールビールとは思えぬたたずまい!覚えにくい名前!ビールの本場ドイツからの直輸入と言う説得力!
飲む前から、なんかもう美味しい気がする。液体の色も他のノンアルコールビールよりも若干黄色が薄め。それがまた、スッキリ飲める感じを助長している。
ちなみに

「海外のビールがさっぱりしてる」

て思うのは、きっと高校の頃に起こった謎のバドワイザーブームのせいに違いない。当時、バドワイザーが日本で売り出されたのか何なのかわからないのだけど、洋服にもバドワイザー柄のものが多く出回っていて、実際にバドワイザーのシャツを着てたりした記憶。あれなんだったんだろう?
で、その時にうちの父が言っていた

「バドワイザーとか海外のビールって味が薄いんだよね。」

っていう言葉が今も記憶に残っていて、そんなこともあり

海外のビール=薄い=さっぱり味

って感じている気がする。父による刷り込み。
ちなみにうちの父もお酒に弱くほぼ飲まない人で、バドワイザーやその他海外のビールを飲んでいる姿は一度も見たことがない。

☆☆☆ まとめ ☆☆☆
夕飯に花を添えるノンアルコールビールとしては上記3つを程よくローテーションして飲んでいくのが個人的なオススメ(同じの連続すると飽きるから)。かつてビールが嫌いだった、今も全然詳しくない、そんな自分がついつい買ってしまうノンアルコールビールなので、他の人が飲んでも美味しいに違いない。たぶん。きっと。

おしまい。