韓国ドラマ「ストーブリーグ」を見た。
まあ、面白かった。
最近見たドラマや映画、「まあ、面白い。」が多い。
「すっごい面白い!」になかなか出会えない。見て損したってわけでも無いけど、もう1回見返したい!ってほどでも無いし。そんなにすごく感動したり楽しかったりしたわけでも無いし。。。っていう感じ。世の中がやれコスパだタイパだ言い出して、なんかその波にいつの間にか巻き込まれちゃって、自分も「時間をかけて見たのにそれほど面白くない。」ってことに対するショックの度合いが増えている気がする。のんびり穏やかに生きたい。
(以下、ネタバレがあります。)
で、「ストーブリーグ」。
万年最下位の野球チームに野球を知らない主人公がGM(ゼネラルマネージャー)として雇われてチーム改革をしていく話。野球のシーズンオフの話なので、試合のシーンはほとんど出てこない。
表面上は無感情な主人公ペク・スンス(ももクロの高城れにさん似)があの手この手、非常識なやり方で球団を改革をしていくのが面白い!って感じなのだけど。。。確かに面白い。うーん、つまらなくは無いけど、見ててすっごいテンション上がるわけでもない。スカッとする時もあるけど、思わず声を上げるほどはスカッとはしない。面白いとは思う。全編通して面白いとは思う。1話約30分でサクサク見れるし。
見どころは、、、
球団運営チームのジェヒが金持ちの息子なのに(コネ入社と言われている、実際は違うけど)頑張り屋さんで見ていて気持ちい。あと、前向き。明るい。努力家。金持ちの息子といえばスネ夫的な嫌な奴ってイメージだけど、ジェヒは運営チームの上司(ウ・ヨンウ弁護士は天才肌のウ・ヨンウ役の人!)を慕いながら、頑張る姿が見ていて気持ちいい、、、、ってあまり見どころでは無いかも。でも、ジェヒは良かった。
あと、見どころ。
感じの悪い安住さん(TBSアナウンサー)が見られる。
正確には安住さん似の嫌な野球選手が出てくる(チョ・ハンソンさんという役者さんらしい)。ほんと感じ悪い。暴力的だし。でもなんやかんやで、、、
とにかく安住さんと真逆な感じが面白い。ここもあまり見どころでは無いかも。
本当の見どころ。
この「ストーブリーグ」。1話約30分とはいえ32話もある!長い!で、最後の最後の最後に、主人公ペク・スンスがこちらに話しかけてくる!いいこと言う!32話分、いろんな苦境に立たされるシーンを耐えて見抜いたからこそ、最後の言葉にグッとくるものがある!
って、やっぱいいドラマかも。ちゃんと最初から最後まで見るべき!
おしまい。