今週のお題「夏休みの宿題」

父が大人クオリティで宿題をしてくれたお話。
小学校1年生の時、夏休みの宿題として
「工作 テーマ:自由」
が出た。
夏休みの宿題あるあるで、ノープラン、何も手を付けずで放っておいたのだけど、その体たらくを見て父が手伝ってくれることになった。
なんでそうなったのか覚えていないのだけど、
船を作る
ってことになった。
まず、父はスーパーで売っている「お刺身とかお肉とかの白いパック」を持ってきて、
白いパックの両辺を縦にまっすぐ切る。(パンの耳をパンの白い部分も多めで切る感じ)
↓
切り取られた2つのパックをくっつける。
↓
船の甲板より下の部分、船殻(せんこく、と言うらしい。)ができる。
↓
余ったパックで甲板を作る。
↓
割り箸、布などで帆を作る。
という感じで手際よく船を作りあげていく。
更に父は「帆の張ったマストのてっぺん」と「船首」を結ぶように糸を張った。そしてその糸に「小さく切ったひし形の折り紙」を真ん中で折って(←ひし形から三角になる)糸に一つづつ付けていった。運動会とかパーティー会場にある感じの万国旗的なやつ。で、最後にひし形の折り紙を一つ僕に渡し
「ここに付けて。」
と言った。ひし形の折り紙に糊(のり)を付けて、半分に折り曲げながら糸を挟み込む。
超立派な帆船の完成である!すごいよお父さん。で、僕は折り紙1枚しか取り付けてないよ。明らかに大人クオリティ。
夏休みが終わり、「超立派な帆船」を学校に持っていく日の朝、
父は僕にアドバイスをくれた。
「もし何か先生に言われたら、『お父さんに少し手伝ってもらいました。』って言いなさい。」
小学校1年生の頭でも、「それはさすがに嘘すぎるでしょ。」と思ったのだけど、「分かった!」と答えて学校に向かった。
結局、先生には特に何も聞かれなかったのだけど(先生からしたらよくあることだと思うし)、ただ一つ気まずい事が。
この父作の船がクラスの代表の自由研究として学校の廊下に飾られたのだ。いや、先生、明らかに大人が作ってるんだから、これを飾るのはやめてよ、あれ、もしかして、悪いことすると(←自分で宿題をしない)どんどん心苦しくなるよっていう戒め!?来年は自分でやります。。。なんてちょっぴり反省した夏休みの宿題の思い出。改めて優しい父への感謝とともに。
おしまい。